NISSAN LEOPARD - Installer's Comment -
「とにかく生々しく、それでいて余韻の気持ちよい女性ボーカルを車で聴きたい!」 というオーナー様のご要望にお応えした一台です。
システムアップを繰り返し今では濃く・強く・熱くそれでいて滑らかな音色を奏でています。
どのようなジャンルの音楽でもそれにとらわれずに楽しむことができると満足されています。
また、車両補強はタイヤハウスを除くほとんどの部分に手を入れており、剛性感と静粛性は当店デモカーよりも高いレベルに仕上げてあります。
時間と手間を惜しまずにかけた結果として、当店のデモカーコンセプト通りに、1枚のCDを家と同様の楽しみ方をできる車になりました。
- SYSTEM -

carozzeriaχ - RS-D7χ
carozzeriaχ - RS-P70χII
(MasterClockTuning)
Nakamichi CD-700M

a/d/s/ P4100.2Ti × 2
SONY XES-M50 × 2

a/d/s/ 336PX
SONY XES-H50
carrozzeria TS-W1RS

ODYSSEY PC1200 × 3

PHOENIX GOLD PowerCore15F

BEWITH R-60A × 2

イメージの統一感を演出するため、ウッドパネルやフロアマットなどの色調を揃え、落ち着いた車内に仕上げています。
フロアからのロードノイズを抑えるため、フロアマットは遮音性の高い素材を特注にて仕上げてあります。
純正エアコンコントロールパネルを取り外ししパネルを加工し、3DINスペースを確保しました。
その時聴きたい音色に合わせるため、CDプレーヤを2基使用しています。最下段のNakamichiはD7χのAUXに接続しています。
ドアのスピーカーボードはシナ合板とバーチ材と人工大理石を積層した構造にしています。
メインTWは指向性や1次反射を考慮した位置/角度でドアミラー裏に設置しました。
スーパーTWも音の散り方を気にしながら決定しました。
響きの濁りを出さないように人工大理石スペーサを使用しています。
サブウーファーはリアトレイとガソリンタンクの間に密閉エンクロージャーを製作し特に強固に設置しています。
リアトレイやリアシート裏の鉄板は補強を加えて共振を抑えています。
ラゲッジはカバーで取り付けをしてあるシステム全てを隠しています。
カバーはカーペット生地で仕上げてあるため、汚れた場合も掃除がしやすく、傷が付かないように配慮してあります。
一部カバーを外すと製品群が顔を出し始めます。
奥面にあるa/d/s/アンプを左右分独立して使用し、フロントのa/d/s/スピーカーを鳴らしています。
床面のSONY XES-M50でスーパーTWとサブウーファーをドライブしています。側面にはa/d/s/のPXパッシブネットワークを固定し、その裏面にはプロセッサーを設置しています。
サブバッテリーとアイソレーター、キャパシターをフェンダー裏側に設置し、スペアタイヤ部分には電圧安定用のレギュレータを配置しています。
ここを基点としてオーディオシステム全体の電源を供給しています。
各アンプへの電源線は全て長さを揃えてあります。